「どぶろく特区」飛騨一之宮のどぶろく

飛驒一宮水無神社の御神酒「濁酒（どぶろく）」

飛驒一宮水無神社では、氏子総代の手により醸造された濁酒（どぶろく）が試楽祭（5月1日）と例祭（5月2日）で御神酒として神前に供えられ、氏子崇敬者を始め参拝客に振る舞われます。

また、試楽祭後に宮司と神事芸能（闘鶏楽・神代踊・獅子舞）の頭との間で執り行われる「盃事の儀」等の儀式にも使用され、濁酒（どぶろく）醸造の期限こそ定かではありませんが、古来より神事・儀式と共に受け継がれてきたものと考えられています。

祭事に振る舞われる濁酒（どぶろく）は春分の日に仕込みにかかり、神社の蔵内にて約40日間で甘みのあるまろやかな濁酒（どぶろく）に仕上がります。

これまでの同神社製造の濁酒（どぶろく）は、製造段階で漉（こ）すという工程があったのですが、認定を受け特例措置では、漉さない濁り酒が楽しめることになりました。

※どぶろくの振る舞い
毎年5月1日試楽祭の終了後と5月2日の例祭の神輿巡幸途中にある御旅山（御旅所）にて祭典終了後に振る舞われます。

一之宮の濁酒（どぶろく）

グリーンツーリズムを推進する一之宮町は、平成17年内閣府から「臥龍桜の里・一之宮どぶろく特区」の認定を受け、首相官邸で構造改革特区（特別区域計画）の認定書を受けました。

これにより、民宿やレストランなどを営む町内全域の農業者が、地産地消のもと、自ら生産した米を原料として濁り酒（どぶろく）を製造し、一之宮を訪れるお客様にサービスを提供しています。

民宿1

すみれ荘

住所：高山市一之宮町5293
電話番号：0577-53-2325
交通機関：ＪＲ飛騨一之宮駅（普通のみ停車）下車徒歩5分
駐車場：有　20台（無料）
URL：http://www.sumiresou.com/

タイとイタリア料理ワット・ポー

住所：高山市一之宮町1852-1
電話番号：0577-53-3488
交通機関：ＪＲ飛騨一之宮駅（普通のみ停車）下車、車で11分

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